名古屋からふくやま美術館まで日帰り旅行
期間限定で展示されている刀剣(明石国行と江雪左文字)が見たくて、名古屋から日帰りでふくやま美術館まで行ってきました。福山駅から美術館までのルートや、ふくやま美術館の雰囲気をまとめてみます。
刀を見に、ふくやま美術館に行こう
オタクな趣味を持つ私は、刀剣を題材にした「刀剣乱舞」というゲームにハマっています。ゲームをきっかけに、刀剣を見に遠出をする機会も増えました。
今回は期間限定で公開される刀剣を目当てに、広島県福山市の「ふくやま美術館」に行くことになりました。
ひとり旅です。
元々予定していた日は週間天気予報で雨になっていたので、急遽前倒し。一人旅はこういう突発的な調整ができるのがいいですね!
「ふくやま美術館」が広島にあることは話に聞いていたのですが、特に行く予定がなかった時はアクセス方法を調べていませんでした。
私の勝手なイメージでは、美術館や博物館は中心街から離れたところに多くあると思っています。慣れない土地でのバスや電車の乗り換えが苦手な私には不安でしかありません・・・
でもいざ行くことを検討し始めて、きちんと調べたら・・・
- ふくやま美術館は福山駅から徒歩5分
- しかも「のぞみ」も停車する
なんだー、それなら一人でも道に迷わない!気まぐれに行ける♪
そもそも最初は新幹線に「福山」という駅があることも知りませんでした・・・お恥ずかしい。
名古屋からふくやま美術館までのアクセス
私は愛知県に住んでいます。
なので名古屋から新幹線を利用して福山に行くのが一番簡単。
ということで名古屋から新幹線です。
福山駅はのぞみが止まる駅です。こりゃ便利!・・・と思ったら、停車しないのぞみもあります。要注意です!
朝から出かけることは決まっていたのでネットの乗り換え案内で時間を調べたのですが、停車するのぞみがない場合は大阪駅での乗り換えが推奨されます。乗車時間はそれほど変わりませんが、途中で乗り換えるのって地味に面倒に思ってしまいます・・・
でも乗り換えの新幹線によっては、私に馴染みのない九州新幹線に乗れるから、それはそれで旅の楽しみがあるなと思いました。
まぁ今回は到着時間の都合から、乗り換えなしののぞみを利用します。ラクチーン。
名古屋から福山までは2時間程度。ひとりで遠出する機会がほとんどないので、かなり緊張です。でも新幹線に乗り込んでしまえば、あとは座っているだけですよね。
福山に到着
2時間って結構な長旅だと思っていましたが、朝ごはん食べたり、スマホ触ったり、うとうとしてる間に、福山駅に到着です。
福山駅は改札自体は一ヶ所だと思います。改札に迷うこともありません。
事前にふくやま美術館の地図を何度も見ていたので、スムーズに北口へ向かいます。・・・ウソです。「福山城」の案内文字を確認してから北口へ向かいました。
私は福山という駅すら知らなかったのですが、福山駅は結構な都会な雰囲気でした。駅から福山城が見えるのもテンション上がります♪
駅を出て、小さめの横断歩道を渡って。
福山城への案内看板もあるし、何より福山城見えるし!方向は間違っていません。
石垣の周りには案内板も多くあるので、道に迷う心配はないです。安心!
しかし・・・
待ち構える階段。。。
私は超インドア派なので体力がありません。ええ、ありませんとも!
階段を登って進んでいくと、福山城。ステキだ。
しかし私が思っていたよりも、移動がしんどい・・・
一本道とはいっても人とすれ違わず、ちょっと不安になってきます。
お、何とか開けた場所が見えてきました!
やったー、到着!
ここがふくやま美術館・・・
・・・って、ここ、ふくやま美術館じゃない・・・?
ここは・・・よく見ると、広島県立歴史博物館です。
左側(南)を見ると駅。駅の前には歩きやすいコンクリートの道・・・(ゼーゼーしながら山道通る必要なかった!)
右側(北)を見ると・・・
遠くに見える、美術館!
福山城に引き寄せられてムダな体力を使いましたが、無事に到着です。
駅前にあると分かりやすいですね。特に遠方から行く場合は、本当にありがたいです。私はうっかり迷ってしまいましたが・・・
ふくやま美術館に到着
美術館前には私のお目当てである、特別展示の看板がどどーん。
阿部家ゆかりの日本刀。
ここまで来てようやく、本当にちゃんと到着できたなと安心しました。
左上の煽り文句がなんかスゴイ。
国宝12口、十分14口。その姿、神聖にして凄艶。
うーん、期待が高まります。
今回は刀剣乱舞とのコラボもしており、描きおろしグッズの限定販売もあります。なのでグッズだけの購入と、美術館の入場とで入り口が分けてありました。
グッズだけの購入もできるようにしてくれてるのは、ファンにはありがたいですね(私は展示も絶対見たいけど)
通常の所蔵品展は一般300円ですが、特別展は1000円でした。
チケットを購入すると・・・
いましたよ!
最近になって等身大パネルという存在がおもしろく、素晴らしいものだとわかってきました。すごくニヤニヤしちゃう。
本当は背比べした写真とか撮りたかったのですが、自撮り技術がないし、係の方も余裕はなさそうだったので・・・残念。こういう時、一人旅はちょっと淋しい。
ふくやま美術館の雰囲気
ゲームを始めてから刀剣を何度か見ましたが、細かいことは理解できておりません。
最近はようやく波紋にも注目できるようになったけど、私は美術品は基本的にざっくりと、好きか嫌いかでしか見えません。なので刀剣についてはきちんと詳しい方の感想を参考にしていただきたいです。
とりあえず私の自由な感想としては
- 明石国行→勝手に思っていたよりも太め。派手な印象。
- 江雪左文字→静かな刀。じっくり見るほど味わいが出てきそう。
という感じです。派手好きなので一見したところ、明石国行の方が好みでした。
刀剣乱舞コラボとは関係なく、他の刀剣も鑑賞してきましたがそれぞれ雰囲気があってよかったです。石田正宗がかっこよかった。
ふくやま美術館の混雑ぶりは、平日の開館直後でも、思っていたより人が多かったです。若い女性が大半だったので、私と同じ趣味の方でしょう。
特別展ということで通常の展示とは違うスペースを利用しているようですが、展示物の間隔も広めで見やすかったです。
休日だとどれくらいの混雑になるのかはわかりませんが、雰囲気は静かで、集中して見やすい美術館だと思います。
今回の特別展は国宝12口、重文13口と言うだけあって、どれも見応えがありました!いい展示が見えて、遠征した甲斐があったなぁと大満足です!