着物生地をホームクリーニングしよう

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着物をリメイクするために、着物をほどく作業まで終わりました。次は生地にした状態で洗濯します。正絹の着物生地を家庭で洗濯することに挑戦です!

ほどいた着物を洗う

いらない着物が見つかったので、着物の知識がほとんどない着物初心者以下の着物素人が着物リメイクに挑戦してみました。着物をほどく方法は着物をほどいて、着物リメイクにまとめてあります。

今回使った着物は、姉に聞いたところ「正絹のお召しだろう」ということです。正絹は文字から何となくイメージできるけど、「お召し」ってなんだろう・・・

とりあえず正絹を家庭で洗濯してもいいのかと不安に思いましたが、こちらの着物リメイクとリフォームの基本というサイトを参考に挑戦してみることにしました。

つけ置き洗いをする

洗面台に水を溜めて、おしゃれ着洗い用の洗剤を入れます。

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ほどいた着物を入れて、15分ほどつけ置きします。中までちゃんと水が染みているのか気になったので、少し押し洗いもしてみました。

つけ置き洗い後の水です。

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黒っぽい感じの水で、着物に付いていた汚れが落ちた気がします。写真だとわかりにくいですが、もっと不穏な色だった・・・。

つけ置き洗いが終わったら、すすぎをします。

1回目のすすぎでは水はまだ黒っぽい感じでしたが、3回目のすすぎでは着物の色の紫色っぽくなりました。

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最初のすすぎでは黒っぽかった水が、紫色になりました。これは染料の色なんだろうな。

本当なら色落ちしなくなるまですすぎは完璧にやるべきなんだろうけど・・・途中で諦めちゃいました。今更だけど大丈夫かなぁf(^^;;

脱水をする

30秒ほど、洗濯機で脱水・・・のつもりが、使用した洗濯機は1分が最短で、1分近く脱水してしまいました。結構カラカラになってしまったよ〜。

洗濯機で脱水するより、手でゆるくしぼる方が失敗が少ないかもしれませんね。

乾燥する

作業をしたのは10月中旬の午前。お天気はばっちり快晴☆

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とりあえず30分をメドに干してみたところ、日にあたっている側はほとんど乾燥していました。裏側や日の当たらなかった下の部分はしっとりした状態です。

本来なら半乾きの段階でアイロンをかけるのが理想だそうです。そう思うと今回はちょっと乾かし過ぎたみたい。季節や天気によって、こまめに様子見るのがいいですね。

着物生地のアイロンがけ

洗濯が終われば、あとはもう一息!アイロンがけをします。

(多分)正絹なので、アイロンの温度は低温で、あて布を使ってアイロンをかけていきます。

取り込んだばかりはしわしわだった生地も、

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アイロンをすれば結構ピッシリと仕上がります!

でも元々折り目だった箇所や、きちんと伸ばさずに乾燥させてしまった部分は、アイロンをかけても真っ直ぐにはなりませんでした。折り目はともかく、余分なシワを減らすためには干す時にしっかり伸ばすのがいいと思います。

生地の洗濯で気になったこと

着物生地は洗うと縮む!

洗濯すると縮んでしまう生地ってありますよね。着物生地も縮んでしまうんです。

着物の反物の幅は一般的に約36cm。ですが、洗い終わってアイロン掛けた後に生地幅を計ってみたら33.5cmになっていました!どこにいったんだ、2.5cm!

まぁ洋服に仕立てる前だから縮んでもそんなに問題ありませんが、仕立てたあとで縮むと大変ですよね。着物リメイクの手順として、洗濯がいかに大事かを実感しました。

アイロンがけも結構時間がかかる

今回は正絹の着物生地を使用したので、アイロンは低温設定でした。

私は常々思うんだけど、低温のアイロンってあんまり目に見えた効果ない気がします。かといって正絹に高温のアイロンをかけたら生地が負けてしまうこともわかっているんだけど。

でもゆっくり何度かアイロンを当てれば、生地はキレイに伸びます。着物をほどくのと同じように、アイロンがけも時間があるときに慌てず作業する方がいいと思います。

なんとか生地の状態になったので、次は洋服に仕立てるだけ!正直ここまでの作業でも結構面倒だなと思ってしまったんだけど、無事完成できるのかしら?未定ですが、完成を目指します。



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