ラクラク着物収納 その2
着物の収納には桐のタンスが一番優れていると言われています。しかしタンス自体の収納場所や予算の問題など、桐タンスを購入するのは容易ではありません。桐製の収納ケースもありますが、もっと手軽にローコストに収納する方法はないのでしょうか。
プラスチックケースでの着物収納
桐タンスの購入は難しくても、比較的手軽に購入しやすい桐製の着物収納ケースもあります。しかし重みもあり、限られた収納スペースでは不向きな場合も多々あります。桐以外で、扱いやすく、ホームセンターなどでも販売しているプラスチック製のケースを着物の収納に使うのはどうでしょうか?
「着物の収納にプラスチックケースは適さない」とする意見の方も多くいますが、プラスチックケースでもきちんと下準備することで、着物収納ができます。
着物をプラスチック衣装ケースで収納するポイント
プラスチックケースで着物を収納する場合は機密性が高いものを選び、着物用の除湿剤・防カビ剤を入れ、暗くて通気性のよい場所に保管するようにします。そして収納した着物は半年に一回以上、天気の良い日に虫干しをし、除湿剤の交換をします。
定期的に着物を着る方や、手入れをまめに出来る方ならプラスチックケースでの収納も問題ないでしょう。
真空パックで着物収納
着物を収納するのに、どうして真空パック?!
初めて聞いた時はどういうことなのかとビックリしました。
着物を真空パックにすることで空気に触れず、湿気の心配をせず、長期間の保管がしやすくなります。着物を真空パックにするサービスは呉服屋で取り扱っているそうです。
加工代は洋服のクリーニング代と比較したら高価かもしれませんが、年単位でしか着物を着ない方にしか適さない収納方法と言えます。着物の丸洗い代金も含まれていて、確実に防カビ効果などが得られるなら、真空パックで保存するのもよさそうです。
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