ラクラク着物収納 桐たんす編

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着物生活を始めたばかりの方にとって、悩みのひとつは着物の収納ではないでしょうか。着物を収納するのに一番適していると言われているのは昔ながらの桐たんすです。しかし現在は着物を着る機会と共に、桐たんすを所有する家庭も減ってきました。桐たんす以外で着物を収納するならどのような方法がいいのかを考えてみましょう。

桐ダンスの良い点

まずは桐箪笥の良い点をおさらいしましょう。着物を収納するのにもっとも優れてと言われる桐たんすは、「和ダンス」とも呼ばれています。使われる材質はその名が表す通りに『桐』を使用しています。桐は軽量で湿気や乾燥によるゆがみが少なく、水湿を遮断する特徴があります。
防湿、防虫、低温効果、難燃性などの特性がある桐タンスは着物収納の強い味方です。

現代的な桐ダンス

桐ダンスが着物収納に適しているのは間違いないことですが、現在の住環境を考えると実際に桐ダンスを所有している家庭は少ないです。購入を考えても、タンス自体の収納場所や予算の問題もあります。

桐製衣装ケース

それでも桐にこだわるというなら、桐で作られた衣装ケースがお手軽です。桐製ならばタンスと同じ効果があり、好みのサイズを選ぶことで無駄のない収納スペースができます。キャスターの付いたタイプもあり、クローゼットへの収納もしやすいです。クローゼットや押し入れ収納を目的とした収納ケースもあるので、家庭に合わせた収納方法ができます。

gnav_ca キャスター付き桐の衣装たんす

桐の衣装ケースも虫干しを

桐製の衣装ケースと言っても定期的に着物は定期的に虫干しをして空気を通してあげましょう。タンスやケース選びは大切ですが、こまめに着物に空気を通すなどをすることでカビなどの劣化を防止できます。



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