覚悟して!浴衣は汚れます
花火大会や夏祭りは、年に数回のイベントだから浴衣を着たいですね。でも気をつけて!花火もお祭りも浴衣が汚れます!どこでどうやって汚れるの?浴衣が汚れそうな危険地帯と、汚れないコツやポイントをまとめました。
浴衣は汚れます
縁日、花火、お祭りと夏のイベントに浴衣を着る人が増えました。浴衣は特別な衣装として夏気分を盛り上げてくれます。年に数回しか着ないだけに、気合を入れてオシャレする人もいます。しかし残念ながら、夏イベントに浴衣を着ると汚れることもあります。
浴衣が汚れるシーン
食べ物
屋台やお店で買った物を食べ歩きするので、こぼして浴衣が汚れます。「気をつけて食べよう〜」と思いましたか?人に汚される危険をお忘れなく!
子供から大人まで多くの人が集まるイベントでは、いつどこの誰とぶつかるかも分かりません。子供が持ってる氷イチゴのシロップが、あなたの白い浴衣につくかもしれませんよ〜。
転ぶ
「まさか〜」と思うかもしれませんが、花火なら河原や草むらを歩くことも多いですよね。履きなれない下駄で足さばきの悪い浴衣。不安定な足場に、慣れない下駄では転ぶ可能性が普段より高いです。
下駄には種類があって、2本の歯がある下駄と、歯がない下駄があります。
歯のない下駄の方がサンダルに近い感覚で履けます。しかしサンダルと違って木の下駄は固いので、歩くときは注意してくださいね。サンダル間隔で大股で歩くと鼻緒ズレもしやすいです。極太鼻緒は足が痛くなりにくいです。
休憩場所
疲れたからちょっと休憩…と座ったベンチも危ない!夏のイベントは夜行われますよね。暗くて汚れがよく見えないのです。サッと座ったそのベンチ、本当にキレイですか?
浴衣を汚さないために
それでも気合の入った大切な浴衣で出かけるなら、何も食べない!飲まない!どこにも座らない!くらいの気合が?
できるだけ浴衣を汚さないために、次のことを気をつけてみて下さい。
屋台エリアを避ける
屋台エリアは人が多く集まります。また、買う人も歩く人もいて、ぶつかりやすいです。屋台エリアを避けて目的地まで行きましょう。
屋台を避けられないなら、なるべく空いている道を選びます。イスとテーブルで飲食スペースを設けている屋台の道は、比較的スムーズに歩けます。
ハンカチを2枚持っていく
飲み物や食べ物で浴衣が汚れたら、ハンカチ2枚ではさんで汚れをハンカチで取ります。こするんじゃなくてハンカチに汚れを移す感じ。飲み物ならハンカチに汚れを吸わせて、食べ物ならつまんで汚れを取るイメージです。
敷物を持っていく
小さめのレジャーシートやビニール袋を敷物にして、ベンチに座るときも使いましょう。ビニール袋なら小さくたたんで帯の間に挟んでおけます。
浴衣を着ると汚すことを気にしてしまうかもしれません。でも大きな汚れがなくても、汗をかくから浴衣は洗いますよね。せっかくの夏ですから上のポイントを押さえて、浴衣を楽しんで下さい!
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★★★☆☆