手作り除湿剤で湿気撃退
雨が続く梅雨の季節。梅雨の時期の悩みの種のひとつに湿気が挙げられます。湿気を防ぐためにはどうしたらいいでしょうか?クローゼットの中の湿気には除湿剤がオススメ。除湿剤は買うものと思っていませんか?実は手作りもできるんです。簡単に手作りできる除湿剤で、エコに湿気を撃退しましょう。
効果的な除湿剤の置き方
まずは湿気について考えてみましょう。湿気の正体は水分なので空気よりも重く、下の方に溜まります。ですから除湿剤はクローゼットなら床の部分、タンスなら下の段に置くのが効果的です。
クローゼットのバーに引っかけるタイプの除湿剤もありますが、基本的に湿気は下方に溜まります。ハンガータイプの除湿剤は補助くらいの気持ちで使った方がよさそうです。
クローゼットなら置き型の除湿剤を置いて、更にひっかけタイプの除湿剤を併用するようにするといいでしょう。
押入れの湿気対策では、押入れの下半分には多めに除湿シートや新聞紙を敷くと効果的です。
カビ防止用の除湿剤
カビやニオイなど、湿気が原因で起きるトラブルに効果的な専用商品も発売されています。
カビストップはバックや靴、皮革製品のカビ防止の除湿剤です。目的に合わせた除湿剤を選ぶことで、湿気によるトラブルを防ぐことができます。
除湿剤、防虫剤の置き方のポイント
防虫剤の置く位置は除湿剤と間違えやすいのですが、押入れやクローゼットの上部に設置します。防虫剤の薬の効果を全体に行き渡すためです。
- 湿気やニオイ対策用の除湿剤や乾燥剤、消臭剤は下方に設置。
- 防虫剤は薬効を全体に行き渡すために上部に設置。
安全性の高い手作り除湿剤
除湿剤は市販されていますが、手作りすることもできます。しかし市販品に比べて手作り除湿剤は効果が低いのも事実。除湿の効果を上げるために、空気に触れる部分を多くしたり量を増やすなどしましょう。
手作り除湿剤は安全性が高いため、小さな子供がいる家庭でも比較的安心して使えます。
重曹で除湿剤
除湿剤を手作りするなら重曹を使うと簡単です。いちごのパックなどの空き容器に入れて置くだけで効果を発揮します。効果は3カ月半から半年程度です。除湿剤として使い終わった重曹は掃除などに使えるので、無駄もありません。
身近にある除湿効果のある道具
- 新聞紙
- 素焼き鉢
- 備長炭などの炭
など身の回りにある道具にも除湿効果があります。安全面でも心配なく、置いておくだけで効果を発揮してくれるので気軽に使えます。
手作り除湿剤をオシャレにするコツ
重曹や新聞紙をそのまま使うと、見た目がかわいくありませんよね。でもアレンジ次第でオリジナルのかわいいエコ除湿剤になります。
レースペーパーや和紙でかわいい手作り除湿剤に
除湿剤をインテリアとしても活躍させるなら、和紙やレースペーパーでラッピングしましょう。和紙やレースペーパーにも吸湿作用があるので、より高い除湿効果が期待できます。透かしの入った無地の和紙は、意外に洋室にもマッチしてオシャレに使えますよ。
小さめのサイズなら便箋を利用してもOK!手頃な値段で買いやすいですよ。
手作り除湿剤のオリジナルアレンジ
手作り除湿剤にはアロマオイルやハーブを使って好みの香りを付けることができます。自分の好きな香りがクローゼット全体に柔らかく香っていたら素敵じゃないですか?
和のリラックスアロマ
ヒノキの香りのアロマオイルは和の風情を感じられます。アロマオイルには抗菌・抗ウイルス作用もあるので、梅雨の時期の雑菌対策やイヤなニオイ対策にも期待できますよ。
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