安全ですか?あなたの火鉢の灰
火鉢の灰の安全性について考えたことはありますか?火鉢の灰は目に見えなくても部屋中に飛び散りますし、お餅や干し芋を炙れば灰が付くこともあります。火鉢デビューする前に、安全な灰の選び方や火鉢の灰がどこで買えるのかを確認しておきましょう。
火鉢の灰は危ない?
火鉢の灰は部屋に飛び散って空気中を漂って、部屋の中のモノにつきます。 また、火鉢で炙った食べ物に灰が付くこともあります。つまり火鉢を使うと、目に見えない灰が口や鼻から体に入ってくることになります。アスベストや化学物質が含まれていたら…?心配ですね。
暖房器具が火鉢しか無かった時代は灰の安全性を問題にできなかったかもしれませんが、現代では重金属などの物質が含まれていないとも限りません。
火鉢の灰を用意する
節電の今年の冬は、いよいよ火鉢デビューの方も多いのでは?
新しく火鉢を購入したのなら、一緒に灰を用意する必要がありますよね。でも、いざ灰を準備しようとすると、どこでどう手に入れればいいのか困ってしまいます…。
火鉢の灰を準備する方法は
- すでに火鉢を使っている人からもらう
- お店で買う
の二択くらいになってくると思います。
炭屋さんで灰を買う
炭屋さんが近所になければ、インターネットのショップを利用すると便利です。でも炭だけでなく、灰まで売っているお店は少ないので、ショップを探す手間があります。
火鉢向きの灰を扱っている炭屋さん
高知県土佐市の燃料屋さんです。
もちろん土佐備長炭の灰も売っています。(5kgと1kgが選べます)土佐備長炭を作る時にできる灰です。
土佐木炭のお試しセットは土佐木炭(黒炭)、土佐備長炭(白炭)、オガ炭(三栄炭)のセットが1000円送料無料なので、かなりオトクです。
NHKためしてガッテン!の炭火焼肉特集で、簡単な炭火の起こし方を紹介していたのが、このショップの社長さんです^^
火鉢の灰の買い方
灰を買うのなら
- 火鉢を購入した店で買う
- 仏具用品店で買う
- 炭屋さんで買う
などの選択肢があります。
火鉢を購入した店で一緒に灰を売っていればいいのですが、骨董品店やインターネットのインテリアショップなどで火鉢を購入した場合、灰は売っていないことが多いです。
仏具店ではお線香立てに入れる灰が売っていますが、これは灰のグラム数が少ないので火鉢で使うには不向きです。
すると一番現実的なのは、炭屋さんで購入することです。
火鉢を使っている人から灰をもらう
もし周囲に火鉢を使っている人がいたら、灰を分けてもらえないかお願いしましょう。火鉢を使っている人は炭を炊く度に灰が出るので、処理に困ったり捨てたりしている人もいます。
ただし火鉢を使っている人は、なかなかいないという問題がありますね!
もらえる場合でも新品の火鉢がいっぱいになる程たくさんの灰はもらえないでしょう。全部もらったら、その人の火鉢が空っぽになってしまうので…。
火鉢の灰の価格
灰って、木を燃やしてできるものなのに価格が高いと思いますか?私はちょっと、高いかもって思ってしまいました。
しかし1トンの木を燃やしてできる灰は10kgから20kg程度なんだそうです。それを知ってから考えを改めました。
ちなみに備長炭は他の木炭とちがって、多めの灰が出るそうです。 木炭を激しく燃焼させて作ると、たくさんの灰がでるんですね。
何が燃えてできた灰なのか分からないよりは、どんな木材の灰なのかを知って使いたいですね。良い灰は食品のアク抜きにも使えます。またキレイなので火鉢の灰に灰ならしで模様を描きたい人にもオススメします。
火鉢の中の灰をならしたり、灰に線を引いて模様を付けたりして楽しめます。
★この記事の評価★
★★★★☆