鉄瓶を使うことで本当に鉄分補給ができるの?
火鉢や囲炉裏によく似あうイメージのある鉄瓶。見た目のアンティーク感も魅力ですが、実際に使ってみると普段の水道水もおいしく感じられます。鉄瓶を使うことで鉄分を摂取できると言われており、健康面から見ても効果が気になりますね。
鉄瓶を使うときの注意点
鉄瓶を初めて使う時、まずはお湯を2・3回沸騰させて捨てます。鉄のフライパンや鍋を使い始める前に、油を敷いて空だきするのに似た感覚でしょうか。鉄瓶の内部は触ってはいけないとされています。鉄瓶を使い終わって乾燥させる場合は、フタを開けて鉄瓶の余熱で乾燥させます。
鉄瓶を火鉢や囲炉裏で使うのは優雅な雰囲気ですが、実際毎日使うためにはコンロで使用することがほとんどです。ガスコンロで使う場合は強火は厳禁!鉄瓶を強火でかけると外側が焼けて変色してしまいます。コンロで使う場合は弱火で使うようにしましょう。
鉄瓶の手入れ方法
鉄瓶の一番の手入れ方法は「毎日使うこと」なのだそうです。毎日使うことで鉄瓶の内部が白っぽくなってきて、これがお湯を美味しくする秘密なのです。鉄瓶の中が白っぽくなるには1ヶ月は頻繁に使わないといけないそうです。こればかりは焦ってもできないことなので、根気よく使い続けましょう。
鉄瓶を使う効果
「鉄瓶を使うと鉄分が取れる」とはよく言われていることです。しかし実際にはそのような結果は出ていないそうです。ちょっと残念。
とはいっても鉄瓶を使って沸かしたお湯はカルキ臭が少なく、まろやかな舌触りになっています。
鉄瓶の価格は1万円以下のものから何十万するものまで様々です。1万円以下の鉄瓶は中国などで工場生産されたものが多いそうです。しかし初めて購入する場合、鉄瓶の入門として使うにはそれほど問題ないかもしれませんね。
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