ヘルシー和菓子でティータイム

a0027_002458

和菓子は日本の伝統的製造方法で作られたお菓子のこと。四季折々をデザインした和菓子は芸術品とも呼べるほどに繊細に作られています。和菓子は日本独自の発展を見せた菓子だけでなく、遣唐使によって伝来した唐菓子、宣教師によって伝えられた南蛮菓子などもあります。

和菓子の種類

和菓子は大きく分けて3つに分けることができます。

生菓子

生菓子は水分含量が多く、日持ちがしにくい菓子の総称です。生菓子の中でも細かく分類することができ、和菓子の多くは生菓子にあたるようです。

蒸しもの
かるかん

材料を蒸して作る。

蒸し饅頭、かるかん、ういろうなど。

焼きもの
どら焼き

表面を焼いて仕上げたお菓子。

どら焼き、きんつばなど。

餅もの
栗大福

もち米粉、白玉粉などを使ったお菓子。餅菓子とも。

大福餅、草餅、桜餅など。 

流しもの
竹筒水羊羹

方に流して固める。

水ようかん、錦玉羹など。 

練りもの
鳴門金時芋ようかん/本練り羊羹

あんや白玉粉に、砂糖や水飴などを加えて練り上げた菓子。

練りきり、練り羊羹など。 

半生菓子

生菓子と干菓子の中間の水分含有量の菓子。

日持ちは生菓子よりは長いが、干菓子ほど長くありません。モナカ、栗饅頭、カステラなど。


長崎カステラ

カステラやモナカなどの半生菓子は、お土産にしても華やかさがありますね!

干菓子

senbe

水分の少ない菓子の総称。

打ちもの

小豆粉、大豆粉などに塩を合わせ、木型に詰めた固める。

落雁、塩釜など。

焼きもの

小麦粉、米粉などの穀物を使った粉を使用し、焼き上げた菓子。

せんべい、あられ、八つ橋など。

掛けもの

砂糖の衣をかけた菓子。

こんぺいとう、五色豆など。

揚げもの

油で揚げた菓子。

かりんとう、揚げあられ、揚げ煎餅など。

干菓子というと落雁しかイメージにありませんでしたが、お煎餅やこんぺいとうも含まれるんですね!ちょっと意外な感じがしました。

ヘルシーな和菓子

一般的に和菓子は洋菓子よりもカロリーが低いです。

洋菓子はバターや生クリームなどの乳製品を多く使います。乳製品は香りもコクもありますが、カロリーの面から考えるとあまり健康的ではありません。

一方、和菓子は乳製品を使用したものが少なく、素材本来の味を楽しめるものが多いです。

お菓子と一緒に楽しむお茶に関しても、和菓子は優秀!好みの問題もありますが、洋菓子に合う紅茶やコーヒーは砂糖を加えることが多いです。しかし日本茶には砂糖を加えることはありません。

最近ではダイエット中の方でも食べやすい、低カロリーの和菓子も多く販売されていますよ。


豆乳どら焼き

美味しそうに見えるこのどら焼き、実は砂糖不使用なんです。砂糖を使わないからカロリーもカットできるし、小豆には食物繊維が豊富に含まれています!

もしダイエット中に甘いものが食べたくなったら、洋菓子よりも和菓子を選ぶようにしたいですね。



この記事の評価

★★★☆☆

  

▲ページトップへ