おいしい緑茶の楽しみ方

fm145_l

お茶は生活には欠かせないものです。紅茶やコーヒーはもちろん、日本には独自の日本茶があります。渋みのある日本茶はお菓子と一緒に楽しんだり、食後の一服にも適しています。生活に欠かせないお茶は少しのコツでもっとおいしくなりますよ。

緑茶の種類

世界には紅茶や中国茶、日本茶など多くのお茶の種類があります。これら3つのお茶は実は同じ原料だと知っていますか?同じチャノキを加工方法を変えることによって、風味の異なるお茶に仕上がります。

不発酵茶 蒸気で蒸すことによって発酵を止める加工方法。日本茶はこれにあたります。
半発酵茶 酸化酵素を活用したお茶。代表的なものとしてはウーロン茶があります。
発酵茶 酸化酵素を最大限に活用し、茶葉を完全に発酵させたお茶。紅茶は発酵茶にあたります。

世界的に見ると、緑茶は主に中国と日本で親しまれている独自のお茶。しかし日本と中国では製法が異なり、風味も別のものになっています。

おいしい緑茶の入れ方

040621

お茶を入れるときに大切なのは、それぞれのお茶に適した温度と蒸らし時間。

そのお茶に合った淹れ方をすることによって、お茶が本来持つうまみや甘みを最大限に引き出すことができます。

煎茶 湯:70~80度

蒸らし時間:1~2分

玉露 湯:60~65度

蒸らし時間:2~3分

ほうじ茶・玄米茶 湯は熱湯を使う。

蒸らし時間:15~30秒

  1. 沸かしたお湯を、人数分の湯飲みに注ぎ、各茶葉に適した温度まで注ぐ
  2. 急須に適量の茶葉を入れる。
  3. 湯飲みに入れたお茶を注いで蒸らし、すべての湯飲みにお茶を3~4回に分けて注ぎきる。

※基本的に茶葉の量は、1人あたりティースプーン2杯が目安。

コツを押さえるだけで、いつものお茶がおいしくなります。手間を惜しまず、丁寧にお茶を入れるようにすることが大切です。



この記事の評価

★★★☆☆

  

▲ページトップへ