浴衣初心者でも楽しめる夏祭りデート
ふだん着物を着ない人も、花火大会や宵祭りなどの夏祭りは浴衣を着るいい機会です。浴衣や着物に慣れていない方が浴衣を着るときに気を付けるポイントは?デート向けの浴衣コーディネートは?日本の伝統文化の着物をキレイに着こなして、夏祭りを楽しみたいですね。
浴衣の選び方
洋服と同じように浴衣にも毎年流行があります。ですが、何はなくとも自分が気に入ったデザインを着るのが一番。
柄選びがポイント
和服は洋服と違って、一見地味に見える浴衣でも着てみると華やかだったり、逆に派手に見える浴衣でも、着てみたら思ったより映えないことがあります。浴衣を買う前に試着すると良いです。
デートの浴衣で気をつけるのは?
夏祭りが初デートなんてこともあると思うので、浴衣は女子力アップのコーディネートにしたいですよね!
デートなら、年齢に合った浴衣姿になることを大切にしましょう。10代なのに老けちゃったり、30代なのに子供っぽい印象にならないよう、帯や下駄の色に気をつけます。
大人女子なら年齢にあった落ち着いたコーディネートを心がけて。
10代、20代なら自分らしい着こなしで個性を発揮するのもいいですね。
和服は、帯や小物のコーディネートによって全体の雰囲気が華やかになったり落ち着いた印象になったりします。浴衣本体だけでなく帯や下駄などのトータルコーディネートを考えて選ぶと失敗しません。
浴衣はサイズも選べます
浴衣のサイズは基本的に一定です。しかし近年はサイズも豊富に作られているので、自分にあったものを選びましょう。背が高い方または低い方は、袖丈や着丈には気をつけたいですね。
浴衣で袖丈が長いと暑苦しい印象になります。洋服の感覚では「ちょっと短い?」くらいの袖丈でOKですよ。
着物に慣れていないとどれくらいのサイズがいいのかわかりにくいですが、購入する時にお店の人と相談すると安心ですよ。
とことんガーリーな浴衣コーディネート
かわいく決めるなら、ピンクや白など淡い色の浴衣がオススメ。
カワイイ系のカラーは、帯に濃い目の色を合わせると引き締まって見えます。浴衣に使われている色と同系色の帯なら失敗しません。もっとキュートにアレンジするなら夏らしい帯留めやコサージュを帯飾りにしてみましょう。
透明感のある素材で涼しげ!トリコロールカラーの帯留めは浴衣のワンポイントになりそう。
大人っぽく見える浴衣コーディネート
浴衣コーディネートで大人っぽく見せるなら、黒や濃紺などのダークカラーがオススメ。
絞りの浴衣は高級感も出てステキですよ。浴衣がちょっと地味めに思えても、帯や髪飾りのコーディネートで華やかに着こなせます。20代後半、30代なら落ち着いた大人の色気を出したいですね。
初心者でも着付けがしやすい作り帯
着物を着るときに一番困るのは帯ではないでしょうか?着物を着慣れていないと、ひとりで結ぶなんて想像もできません!
でも大丈夫。「作り帯」という便利なものがあります!
胴回りにくるくると帯を巻いた後から、結んだ形状になっている飾り帯をつけるだけで着付けができます。これなら帯の結び方がわからなくても失敗しません。
しかし作り帯は一般的な帯と比べるとデザインが限られるので、完全に自分の好みのものを見つけられるかは難しいかもしれませんね。洋裁に自信がある人は手作りすることもできるそうですよ。
痛くない下駄の選び方
下駄を選ぶときもトータルコーディネートを考えて選ぶと、全体のバランスがよくまとまります。
浴衣に慣れていない方は、下駄にも慣れていない場合が多いかと思います。
下駄初心者でも歩きやすいのは、
- 太めの鼻緒
- ゴム底
のものです。
C&Chanvre.(シーアンドシャンブル)高級桐下駄 右近 塗り レトロ椿
太めの鼻緒だと安定感あり、ゴム底であることで滑りにくくなります。
下駄のサイズはかかとが2〜3cm出るくらいが目安。靴のようにピッタリサイズを選ぶ必要はありません。
予め下駄に慣れておく
普段下駄に慣れていない人はもちろん、新しい下駄はお出かけ前に履きならしておくべき!試着はOKだった靴でも、実際に履いて出かけたら足が痛くなった経験ありませんか?
着慣れない浴衣に、履きなれない下駄で出掛けて、靴擦れして歩けなくなってしまったら残念ですよね。
下駄に慣れておくために、前もって履き慣れておいた方がいいです。洋服に下駄を合わせるのは変だって?たしかに見た目はアンバランスではあるけど、下駄は慣れると履きやすく、涼しいので近所履きに持ってこいです。個人的にはジーンズに下駄というコーディネートもいいものだと思っています。
どうしても下駄が苦手
浴衣には下駄を履きたいところですが、どうしても苦手だという方もいるかと思います。その場合は雰囲気が崩れない程度のサンダルで代用するのもアリかと思います。
和柄のサンダルなら、浴衣に合わせても違和感が少ないです。
慣れない下駄を履いて靴ずれを起こしてしまうくらいなら、履きなれたサンダルを履く方が安心・安全だと思います。
★この記事の評価★
★★★☆☆