桜だけが花見じゃない 早春の梅を愛でよう
「花見」というと桜ばかりが注目されがちですが、平安時代は桜よりも梅を指していうことが多かったそうです。桜は華やかな雰囲気がありますが、梅の持つ落ち着いた和の雰囲気も趣があります。早春に咲く梅を楽しんでみませんか?
梅の開花時期
梅の開花時期は様々で、天候によって大きく左右されがちです。早咲きの紅冬至、初雁、八重寒梅などは12月中旬から1月中旬あたりが一般的な開花時期とされています。早咲き以外の梅は1月下旬〜5月上旬まで、3ヶ月かけて日本列島を北上していきます。
梅は桜などに比べると休眠期間が浅い植物だそうです。高温・適湿の年は開花時期が早まり、乾燥や気温が低い年の開花は遅くなります。梅を見に行くならまずは行き先の開花状況を確認しておきたいですね。
梅の名所
- 茨木:偕楽園
- 東京:湯島天満宮
- 東京:青梅市梅の公園
- 埼玉:越生梅園
- 神奈川:荏柄天神社
- 静岡:熱海梅園
- 京都:北野天満宮
- 京都:京都御苑
- 和歌山:南部梅園
- 福岡:太宰府天満宮
全国的に有名、人気のある梅の名所はいくつかあります。しかし身近に咲いている梅を愛でるのも、なかなか趣のあるものです。日々成長する梅の花を眺めて散歩をするのも楽しいものですよ。
梅 |
2011年9月29日
★この記事の評価★
★★★☆☆