みかんの皮の意外な使い道
寒い冬は「こたつにみかん」という人は今も多くいるようですね。ところでみかんの皮はいつもどうしていますか?一般的には食べずにそのまま捨てちゃいますよね。でも実はみかんの皮を活用する方法があるんです。
みかんの皮で安全掃除
台所洗剤には柑橘系のものが多くありますよね。というのも、柑橘系は酸性で、掃除にも効果があるからなんです。
みかんも同じ柑橘系。なのでみかんの皮を使って台所掃除ができます。
シンク掃除に
みかんの皮でシンクをこすってみると・・・意外にも汚れが落ちます!
ゴミ箱に入れる前にちょいちょいっとできるので、みかんを食べた後の習慣にするといいですよ。
茶渋を落とす
どんなに丁寧に使っていても、急須や湯のみには茶渋がついてしまうもの。茶渋を落とす専用の洗剤やスポンジもありますよね。
専用のスポンジを使うと、一般的なスポンジでは落ちにくい茶渋も簡単に落とせます。
でも、実は、ミカンの皮でも同じ効果があるんです。
汚れを落としたい部分に粗塩をつけ、みかんの皮でこするだけ。粗塩が研磨剤の役目をしてくれます。みかんの皮は適度な柔らかさがあるので、急須など曲線の多い食器も拭きやすいです。
みかんの皮を使うことの何がいいって、捨てる部分ではあるけど食品であることですよね。強力な洗剤は食器をキレイにしてくれるかもしれませんが、安全面では不安を感じてしまいます。みかんの皮なら、直接口の当たる湯のみなどを洗う時も安心です。
電子レンジのにおい消し
聞いた話で、まだ試したことがないのですが。ミカンの皮を使って電子レンジのにおい消しができるそうです。
- みかんの皮をよく洗って
- 電子レンジで30秒ほどチンする
これだけ。
これだけで電子レンジのイヤなニオイが消えるんですって!こんなに簡単なら、試さないと損ですね☆
ミカンの皮の洗剤
ひと手間かかりますが、乾燥させたミカンの皮を煮出すことで洗剤として使えます。洗剤に加工することで、みかんの皮で掃除ができる範囲が増えますね。
洗剤として使うには
- 5・6個分のみかんの皮を乾燥させる
- 鍋に入れて、15分ほど煮出す
- 湯が冷めたら完成!
この水を雑巾がけなどに使うと、汚れを綺麗に落としてくれますよ。畳の黄ばみとりにも効果があります。
効果は市販の漂白剤にはかないませんが、安全性が高いので子供がいる家庭でも安心して使えるのが魅力です。同じく食品の酢も安心して使えますが、みかんの皮という廃物を利用できるのがオトクな感じでいいですよね!
みかんの皮で作った洗剤は
- 汚れを落とす
- ツヤを出す
- ニオイを取る
といった効果があります。
日持ちはしないので、2週間くらいを目安に使うといいですよ。
みかんの皮を使ったレシピ
知ったばかりでまだ試したことはないのですが、みかんの皮を使ってジャムやピールが作れるそうです!そもそも七味唐辛子の中には「陳皮」と言われる、みかんの皮を乾燥させたものが入っています。
オレンジマーマレードもみかんの仲間だし。そう考えるとみかんの皮でピールやジャムを作るのはおかしくないですよね!
みかんの皮ジャムのレシピ
- みかんの皮を洗って、裏側の白い部分を削り取る
- 皮を刻む
- 2回茹でこぼしをし、砂糖、水を入れて煮込む
- レモン果汁を加え、混ぜたら火を止める
ミカンの皮、といっても作り方はマーマレードと基本は同じですね。挑戦してみたくなりました!
作ったみかんジャムはトーストはもちろん、手作りパウンドケーキなどに使ってもおいしそうですね。
みかんの皮のむき方
みかんの皮のむき方なんてどういう風でもいいんですけど、近年話題になっている、変わったみかんのむき方に興味があります。
みかんの皮を剥きながら、動物などの形にするんですって!
剥く時に下書き線を入れたりするようだけど、不器用な私には難易度が高そうです。でも面白そうだから挑戦してみたいなぁ。
★この記事の評価★
★★★☆☆