正しいお中元の贈り方 その2
夏のギフト、お中元。お世話になった方への感謝を込めて贈りますが、細かい決まりを気にせず、感謝の気持ちを伝えたい相手に贈りたいですね。贈る期間の目安は6月下旬から8月上旬あたり、相場は3000円~5000円程度で、お付き合いの度合などによって変えても問題ありません。相手に感謝の気持ちが伝わるお中元を贈りたいですね。
お中元のマナー
のし紙
お中元ののし紙の表書きは贈る時期によって変わります。お中元を贈る時期は「御中元」で問題ありません。しかし時期を過ぎてしまった場合は表書きが変わります。8月7日頃~22日頃の立秋前日まででは「暑中見舞い」、立秋に入ったら「残暑御見舞」とします。目上の方に対しては「暑中御伺い」「残暑御伺い」とします。
また、恒例にはせずに1回限りで贈る場合には「御礼」とした方がよいでしょう。
喪中の場合
お中元は日頃の感謝の気持ちを伝えるものなので、お祝いごとではありません。当方・先方のいずれかが喪中でも贈ることに差し支えはありません。ただし四十九日が過ぎていない場合では、時期をずらして「暑中見舞い」「残暑御見舞」にしたり、紅白の水引を控えるようにしましょう。
お中元の配送
お中元は本来は配送ではなく、持参するものでした。しかし近年では配送を利用する方が大半となっています。配送する場合は贈りっぱなしにせずに、挨拶状を送ります。挨拶状は同封したり、品物が渡独前に輸送しておきましょう。特に生物や賞味期限の短いものを贈る場合は、先方に事前に確認をしておきたいものです。
また、近年ではインターネットからもお中元を注文できる店舗も多くあります。インターネット通販ではデパートなどとは違い実際に手に取って確認できません。選ぶときはより慎重に行いたいですね。
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