暑中見舞いの送り方
暑中見舞いは年賀状ほど頻繁には送られていません。だからこそインパクトがあるし、喜ばれます。暑中見舞いの書き方は難しいのでは?と思うかもしれませんが、はがきに一筆添えてもよいですし、封筒に82円切手を貼れば、ちょっとした贈り物もできます。暑中見舞いはアイデア次第でメールやオンライングリーティングカードとは違う、温かみのある気持ちを送れます。
暑中見舞いを送る時期
暑中見舞いは7月初旬の梅雨明け頃から、立秋までの間に出します。立秋は二十四節気のひとつで、現在だと8月7日頃にあたります。時期的にはお中元の頃と重なりますね。
残暑見舞いの時期
立秋以降に送る場合には、暑中見舞いではなく残暑見舞いになります。暦では秋なので、実際には猛暑が続いていても残暑見舞いとなります。
暑中見舞いの文章
暑中見舞いの文章の書き出しは、季節の挨拶にします。
- 暑中御見舞い申し上げます
- 暑中お伺い申し上げます
相手の安否を尋ね、自分の近況を知らせるのですね。
暑中見舞いの日付
日付の書き方は投函日ではなく、「○年○月」や「○年 盛夏」とします。
近年では家庭用プリンターも普及し、自宅でパソコンで製作した暑中見舞いを作る方も多くなりました。パソコンで作れば簡単に枚数を刷れますが、できれば一筆手書きを添えたいですね。文章でもイラストでも、少し手書きを入れることで相手への印象が変わります。すべて手作りで送るのが一番でしょうが、自分に無理のない範囲で相手に心の伝わる暑中見舞いを作りたいですね。
うちわで暑中見舞い
暑中見舞い用としてアイデア豊かな文具も売っています。うちわ型のカードはおもしろいですよね。うちわに文字を書いて暑中見舞いにできます。
封筒もセットになっていて、82円で郵送できます。
オーダーメイドで作る木製のうちわ!
孫の写真をデザインしておじいちゃんおばあちゃんに送るのはもちろん、手描きイラストもオーダーできますよ。
小さな夏の贈り物
暑中見舞いを封書にすれば82円切手(26gからは92円切手)で小さな贈り物もできます。贈り物というと大げさかもしれませんが、最近撮った夏の写真にメッセージを書き込むだけでもステキなギフトです。写真をコラージュしてマスキングテープを貼ったりすれば、立派なグリーディングカードになりますよ。
文香
手紙に香りのアイテムを入れて送るのもステキな贈り物だと思います。文香はかわいくて上品なデザインも多いので選ぶのも楽しいですよ。
金魚すくいをデザインした、夏らしいデザインの文香。白檀、丁子・大茴香・桂皮などを合わせて作った和の香りが楽しめます。
文香というと和風ですが、サシェを文香にしてもいいですね。そのままルームフレグランスとして利用してもらえます。
和紙そのものに香りがつけられています。一筆箋にしたり、俳句を一句したためてもステキですね!
暑中見舞いのマナー
送っていない人から暑中見舞いが来たら?
年賀状でもよくあることですが、送っていない相手から暑中見舞いが届くことがあります。その場合も必ず礼状を出すようにしましょう。
礼状は暑中見舞い・残暑見舞いに御礼の一言を添えたり、御礼と挨拶を兼ねた言葉を記します。
ハガキの向きは?
暑中見舞や年賀状に限ったことではありませんが、ハガキの向きって少し悩みますね。
ハガキの向きは縦書き、横書きのどちらでも問題ありません。しかし縦書きの方がフォーマルな印象があるので、目上の人に送る場合には縦書きの方がよいでしょう。
また暑中見舞いというと「かもめーるが正式なもの?」と思っている方もいるかもしれませんが、特に決まり事はありません。通常のハガキや封書でも暑中見舞いとして利用できます。
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