節電にも効果アリ 緑のカーテンを作ろう

greencurtain

節電が特に求められる夏の暑いシーズンを快適に過ごすために、緑のカーテンが注目されています。緑のカーテンは植物を使って窓を覆い、室内への直射日光を遮る方法です。直射日光を遮ることで建物の壁面の温度上昇を押さえる効果が科学的に実証されている他に、見た目の涼しさも真夏の暑さに効果があります。

緑のカーテンとは?

緑のカーテンとはネットなどに這わせたつる植物で窓を覆い、室内への日差しを遮るものです。直射日光が室内に直接照らすことを防ぐことで、気温の上昇を押さえることができます。また、緑の葉は見ているだけでも涼しげな気持ちにさせてくれます。

日本の伝統文化でいえば「すだれ」と同じですね。

緑のカーテンで節電対策

緑のカーテンを使うことによって

効果があります。緑のカーテンの効果で気温を下げることで、冷房の使用度が減り、節電にも繋がります。

緑のカーテンに使う植物

これらの一年草のつる植物は、タネや苗も入手しやすく育てやすいです。植物の栽培に慣れていない方でも育てやすい植物です。

きゅうりは緑のカーテンに向いていない?

ゴーヤを緑のカーテンに使うという話はよく聞きますが、キュウリの緑のカーテンはあまり聞きません。キュウリもツルのある植物なのに、何故なのでしょうか?

実際にキュウリを緑のカーテンとして使っても、効果はあります。葉の大きさも申し分ありません。しかし3ヶ月ほどすると成長の勢いが衰え、カーテンとしての効果が落ちてしまうのです。

きゅうりの緑のカーテンの作り方

「ゴーヤは苦くて苦手だし、せっかく育てるなら食べやすいキュウリがいい」と言う人も多いと思います。キュウリを2段階にずらして植えたり、ゴーヤと同時に育てるなどすると緑のカーテンとして成功すると思います。

緑のカーテン作りに必要な道具

プランタは四角でも丸でも、植物を植える場所に合わせて選びましょう。プランタを使わず、直接花壇に植えてもいいです。

つるをはわせるネットは園芸ネットにこだわらず、ビニール紐などを使って自分で作ってもいいですよ。

自立ネットで簡単に緑のカーテン

植物のカーテン(自立タイプ)

設置するスペースがあるなら自立タイプのネットがオススメ。脚付きで固定しやすく、安定感があります。足を片側だけ外して、壁に沿わせて設置することができるので幅広い場所で使えます。

初心者でも育てやすい 緑のカーテン オススメ植物

ゴーヤ

ゴーヤは緑のカーテン効果を得ながら、夏の旬も楽しめます。比較的病気が少ない植物なので、初心者でも育てやすいのが魅力です。

ゴーヤ(苦瓜)苗

タネから育てることもできますが、最初は苗から育てるほうが失敗が少ないです。

収穫したゴーヤは炒め物や和え物にします。ゴーヤといえば「ゴーヤーチャンプルー」を思い浮かべる人が多いですが、スライスしてチップス、干しゴーヤ、ジュース、ゴーヤ茶などにも使えます。

ヘチマ

「ヘチマは食べられないから育てがいが無い」と思っていませんか?ヘチマは成長の若いうちなら食用になります。もちろんヘチマタワシやヘチマ水など、美容品に使えます。

【種】ヘチマ

ヘチマは育てやすいので、初心者でも種から育てやすい植物です。タネを植える前に一晩水に浸しておくと、皮が柔らかくなり発芽しやすくなります。

ヘチマたわしの作り方

小学生のときにヘチマたわしを作りましたか?作ったけれど忘れてしまった人も多いのではないでしょうか?

  1. 熟したヘチマをたっぷりの水に付けておく。一週間前後すると外皮が割けてくる。
  2. 果肉が腐ってきたら、中の果肉と種を洗って取り除く
  3. きれいな水でよく洗い、風通しのよい日陰で乾燥させる

ヘチマたわしは体に使うと、血行をよくし、肌を引き締める効果があります。ひじや膝などの角質の気になる部分にも効果的です。

キッチンで洗い物に使うと、嫌なニオイがない、水切れのよい、などの点が魅力です。

天然化粧水のヘチマ水

へちま水は、実が完熟した頃に地上30cmくらいのところで蔓を切り、切り口を容器に差し込んでおくことで溜まる液体のことです。化粧水として使われます。

自分で作ったへちま水は防腐剤などを入れないので安心ですね。無添加化粧品ですから保存期間は、冷蔵庫で4,5ヶ月程度です。早めに使うようにしましょう。



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