団子は手軽に食べられる携帯和菓子

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花見団子やみたらし団子。串に刺さったお団子は食べやすいこともあり、観光地などでもよく見かけます。串に刺さっていなくても、「団子」と呼ばれる和菓子も多くあります。団子は地域によって串に刺す数や、味付けも随分異なります。

団子の歴史

日本の文化のように生活に根付いている団子ですが、起源は中国の「団喜(だんき)」から来ているという説があります。詳しい歴史ははっきりしていませんが、江戸時代になると街道沿いの茶や寺社の門前などでも売られるようになり、庶民にも親しまれる存在となっています。

団子というと串に刺さっているイメージが強いですが、団子が作られた当時は串に刺さっていなかったそうです。実際、現在でも月見団子やずんだ餅など串に刺さらない状態の団子も多くあります。

団子に使う材料

一般的に団子には上新粉か白玉粉のどちらかの素材を使うことが多いです。

上新粉の特徴

国内産上新粉(200g)

上新粉はうるち米を原料に使っています。弾力の良さが上新粉の特徴です。みたらし団子に使われるのは上新粉です。

白玉粉の特徴

【白玉粉 200g】

家庭でも手軽に白玉団子を作ることのできる「白玉粉」は、もち白米が原料です。白玉粉はツルッとした舌触りが特徴です。

上新粉と白玉粉でそれぞれ食感に違いがあるので、作る団子の種類によって材料を変えます。2種類の材料を混ぜて使うこともあるそうですよ。

団子の種類

ご飯のおかずとしても食べられそうな醤油団子や、花見に欠かせない三色団子、串に刺さない草団子。団子は実にバリエーション豊富な和菓子です。串団子は関東では4個、関西では5個刺さっていることが多いです。数だけで見ても、団子には地域差があるなんて面白いですね!

醤油団子

串に刺した団子に生醤油をつけて焼いた団子。しょう油だけをつけて香ばしく焼いたものや、砂糖を加えて甘みのある団子もあります。味付けの違いは地域やお店ごとによって異なります。

みたらし団子

みたらし団子

串に刺して焼いた団子にみたらしあんをかけた団子。甘辛の味付けが多いです。

あん団子

こしあん あんだんご

団子をこしあんで包んだり、こしあんの乗せたりしたもの。饅頭よりも小ぶりのサイズで、食べやすいですね。

花見団子

花見団子(はなみだんご)【春限定】京都の和菓子

ピンク、白、緑の3色の串団子。花見シーズンに出回ることが多いですが、年中通じて販売されていることも。

草団子

巴庵 草だんご お団子10本

よもぎの香りと鮮やかな色が特徴的。あんこを合わせて食べるものもあります。

笹団子

笹だんご10個入り

ヨモギ入りの団子を笹の葉で包んだ新潟県の名産。笹の香りが特徴的です。

きび団子

きびだんご 8個入

団子生地にきびを加えた岡山県の名物。



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★★★☆☆

  

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