バリエーション豊富なたい焼き

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パリッとした皮に、たっぷりのあんこの入ったたい焼き。上品な和菓子ではないけど、時々無性に食べたくなりませんか?たい焼きの元になったお菓子は今川焼き。シンプルな今川焼きも、型が変わるだけで印象が随分変わるものですね。

たい焼きの歴史

たい焼きは元々は今川焼きから派生した焼き菓子でした。今川焼きは江戸時代の中期に江戸・神田の今川橋のたもとで売られていたのが名前の由来です。地方や店によって呼び方も異なる今川焼きですが、これをもとに様々な動物などの形に模した菓子が生まれました。たい焼きもこの時期に派生したものだと見られています。縁起がよく、庶民がなかなか食べられない鯛の形をしていたために他の型よりも定着していったようです。

たい焼きの材料

たい焼きは小麦粉、卵、砂糖で作った生地を型に流し、粒あんを挟んで焼き上げます。今川焼きとは材料は同じで、型が異なるだけです。店によって皮を薄く焼いたものと、今川焼きのように厚めにふんわり焼いたものがあります。

たい焼きを焼く型は一匹ずつ焼きあげる型と、複数匹を同時に焼きあげる型の2種類あります。一匹ずつ焼くのは手間がかかるので、現在では複数匹をまとめて焼く型が多くなってきています。

たい焼きの種類

たい焼きに限らず、今川焼きにも当てはまりますが、どちらも基本的には粒あんを挟んだものが多いです。店によってはこし餡を使用するところもあります。
近年ではあんこの他にカスタードクリームやチョコレート、キャラメルなどを詰めたたい焼きもあります。黄身を使わず卵白のみを使用した、白いたい焼きも近年ブームを起こしました。



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★★★☆☆

  

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