秋を感じる新米を楽しむ
秋は美味しい物がたくさん収穫されます。収穫されたばかりの旬の食材は新鮮でおいしさも違います。夏の暑さも落ち着いて食欲も進む秋は、米も収穫されます。しっかり実った稲穂の田の姿を見ると、日本ならではのゆったりとした雰囲気を感じられますね。
新米の定義
新米と古米といいますが、実はその区別について明確な定義はありません。しかし大雑把にいえばその年に収穫された米と、前年に収穫された米と考えればいいでしょう。
米本来の香りを楽しめるのはやはり採れたての新米です。旬の新米を食べて、お米本来の味を楽しみたいものですね。
新米と古米の違い
新米
- 水分が多く含まれているから、やわらかい
- お米本来の味、香りが感じられる
古米
- 水分が少ない
- 古米特有のニオイがある
こうしてまとめると古米には何の長所もないように感じますが、水分が少ないからこそ向いている料理もあります。パエリアやチャーハンは古米の方がおいしく仕上がりますよ。べちゃっとしたお米が苦手だからあえて古米を選ぶ、という方もいるそうです。
新米のおいしい炊き方
新米は通常のお米よりも水分が多いのが特徴です。何故なら新米は水分が吸収しやすく、古米よりも柔らかくなりやすいからです。
新米を通常の水加減で炊くと、炊きあがりがべちゃっとしてしまいます!
新米をおいしく炊くコツは、いつもよりもお水を少なめにすること。
ご飯をちょっと固めに炊く感覚で新米を炊くと、新米に適した炊き方に仕上がります。
水が多いとべちゃっとした炊きあがりになってしまいますが、水に浸す時間は最低でも30分は吸水させます。
炊き上がったご飯はシャモジでほぐしておくとご飯が固まりません。
余ったご飯は保温して保管するよりも、ラップやタッパーに包んで冷凍庫に入れておくのがオススメです。食べる時にレンジで温めることで炊きたて新米の味を再現することができます。
ご飯冷凍用のコンテナも販売されています。一膳ずつ保存できるので、解凍する時も使いやすいですよ。
新米はごはんのお供とともに食べるのももちろん美味しいですが、新米本来の味も楽しんで食べたいですね。
★この記事の評価★
★★★☆☆