極めたい和のインテリア
和生活において、和ダンスや盆栽などのインテリアの演出は欠かせないものです。取り入れたい和風のインテリアは多く有りますが、気に入ったものを何でも取り入れればいいものでもありません。落ち着きのある和空間を作るためにはいくつかのルールがあります。自分なりのルールを作って、趣ある和空間を作りましょう。
和スタイルを作るためのルール
美しく、落ち着きのある和空間を作るためには気に入った家具を何でも取り入れればいいというものでもありません。家具の種類だけでなく、配置の方法にもこだわって自分なりの和空間を作りましょう。
- 高さ:世界的にも珍しいとされる床に座る日本古来の生活様式。床座の暮らしをベースにした日本のインテリアは低い家具でまとめるのが基本。そうすることで天井が高く感じられ、部屋全体に広がり感を演出することができます。
- 余白:日本特有の美意識の「余白の美」は、あえて何もない部分を作ることで美しさを表現する演出方法です。
- 色:日本の独自性を感じる色をアクセントにすることで和の雰囲気を演出できます。朱・藍・浅黄などは洋風の家具であっても取り入れることができ、モダンな雰囲気でまとめられます。
- 光:電球をそのまま使うのではなく、和紙を通すことでやわらかい光にすることができます。家具や建具に紙を利用するのは日本独自の手法です。
- 格子:平安時代に建具などによく見られた伝統的衣装の格子を取り入れることで和の空気感を感じられます。直線で構成されたシンプルな美しさが特徴的。
- 土間:近年では見られなくなった土間ですが、室内と戸外をゆるやかに繋ぐゆとりの空間として注目されています。
- 季節感:日本特有の四季をインテリアで演出することができます。絵やうつわなどの小道具を使うことで、植物を用意しなくても四季を感じることができます。
和生活のコツ |
2011年7月14日
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★★★☆☆