手ぬぐい100%活用術

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手ぬぐいの使い方に決まったルールはありません。水気をふく、モノを包む、飾る、切る、縫う。自分に合った手ぬぐいスタイルを見つけて、手ぬぐいを使った便利でオシャレな和生活を送りましょう。

日常生活で活躍する手ぬぐい

手ぬぐいの基本的な使い方はハンカチやタオルと同じです。吸水性や速乾性の高い手ぬぐいの魅力を活かした使い方ですね。手ぬぐい本来の使い方とも言えます。

また、手拭いは端の始末がされていないので、いざという時には布を裂いて包帯の代わりにすることもできます。

手ぬぐいのオシャレな使い方

手ぬぐいには可愛い柄が多いので、模様を活かした使い方をしたいですよね。

アイデア次第で何にでも使えますよ。

手ぬぐいを飾る

手ぬぐいを飾る専用の額も売っています。

オリジナル手ぬぐい専用額(がく)白木

額がひとつあると手ぬぐいが飾りやすくなります。手ぬぐいで四季を演出するのもいいですよね。

額よりもお手軽なのが、タペストリー。

手ぬぐい用掛け軸棒掛軸棒

手ぬぐいに直接取り付けられるタペストリー用の棒です。取り替えも簡単なのは便利だけど、風が強い場所だと落ちやすいかも。

タペストリー棒は縦向きが多いですが、横向きに飾る用のもありますよ。

手ぬぐい用 木製 タペストリー棒 横

手ぬぐいのデザインによって使い分けたいですね。

外出先で手ぬぐいを使う

外食先では手ぬぐいをナプキンの代わりとして使えば、胸元のアクセントにもなり粋です。手ぬぐいはサイズは大きいけど、生地が薄いので持ち運びやすいのもいいですよね。

かまわぬの手ぬぐい使い方手帖 / かまわぬ

手拭いの使い方をまとめた本も多く発売されています。オシャレな柄が掲載されているので、手拭いのカタログとしても楽しめます。

手ぬぐいを名刺代わりにしよう

今では聞きませんが、昭和初期、手ぬぐいは名刺代わりとしてお正月の年始回りの際に配られていたそうです。八百屋さんや魚屋さんだけでなく、お医者さんなどの様々な職業の人が自分の店のオリジナルの手ぬぐいをお得意様に配ったそうですよ。店名入りのタオルを配布するのと同じ感覚でしょうね

また、歌舞伎役者や落語家、日本舞踏家なども手ぬぐいを名刺代わりに使ったそうです。名刺と言っても、実用性のあるものなのでもらう方も嬉しいですよね。

手ぬぐいを名刺代わりに配る風習はなくなってきていますが、現在でもオリジナルの手ぬぐいを作ってくれるお店があります。

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オリジナルの名入れがされた手ぬぐいは、結婚式の席札や退職記念など用途は様々です。少量からオリジナルを作ってくれるお店もあるので、名刺代わりだけでなく記念品にもオススメです。

手ぬぐいは繰り返し使えるアイテムなので、手元にある限り渡した相手にも覚えていてもらえるという効果もありますよ。



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★★★☆☆

  

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