あったかおでんでダイエット?
あったかおでんは冬の風物詩のひとつ。食欲を誘うダシの香り、味の染みこんだ大根、バリエーション豊富なはんぺん。煮物みたいだし、お鍋みたいな不思議な料理ですよね。コンビニでも手軽に購入できるおでんは、ダイエットにも効果的なんですよ。
おでんでダイエット?!
いろんなダイエット方法がありますが、「おでんダイエット」って聞いたことありますか?
「おでんって、あの、おでん?」と思う方もいると思いますが、あの、おでんです。意外にもおでんは低カロリー。それでいて食べごたえもあるから、ダイエットにも効果的なんですって。
こんにゃく | 6kcal |
大根 | 14kcal |
ちくわ | 62kcal |
たまご | 83kcal |
はんぺん | 39kcal |
具材1個あたりのカロリーを見てもわかるように、確かにカロリーは低め。こんにゃくなんて特に低カロリーだし、腹持ちもいいですよね。一食分をおでんに置き換えて、ダイエットに成功した方もいるそうですよ。
おいしくって、体が温まって、しかもダイエットに効果アリ。ますますおでんを食べるのが楽しくなりそうです。
おでんの作り方
おでんは一年中販売するコンビニもあるほど、身近な食べ物。でも意外と家庭で作る人って少ないかも。
確かにいろんな具材を用意して下ごしらえするのは面倒ですが、家庭で作れば自分好みの具材を使えるのが魅力です。いろんな具材を入れることで、おでんのダシも風味が増しますよ。
家庭でおでんを作る時は、具材がしっかり浸かるくらいの鍋を使うのがオススメ。種ものはいろんな種類を用意して、味や食感に変化を付けると食べ飽きにくくなります。
下ごしらえのポイント
大根 | 面取りをして、下ゆでをする 隠し包丁を入れておくと味が染み込みやすい |
たまご | 固茹でにして、殻をむいておく |
こんにゃく | 片面に隠し包丁を入れ、下ゆでする |
がんも・厚揚げ | 熱湯をかけて油抜きする |
煮るときのポイント
- 煮えにくいもの・味の染み込みにくいものから煮ていく
- 火は弱火でコトコトと。沸騰させるとダシがにごります。
- 練り製品は煮込みすぎない
おでんは「煮込むほどにおいしくなる」という意見をよく聞きます。でも煮込んでおいしいのは大根、たまご、ぎゅうすじ、こんにゃくなど。練り製品は煮込み過ぎるとうまみがダシに取られてしまいます!
・・・逆に言えば、ダシのために練り製品を煮込むというのもひとつの手なのかも。
地域によるおでんの違い
同じ日本でも、地域によって味の好みが違います。それはおでんにも当てはまります。地域による味の違いは、コンビニおでんで比較するとわかりやすいです。
ローソンでは日本全国を4ブロックに分けて、地域によって違うダシを使用しています。
北海道・東北 | 魚介類の濃いめのだし |
関東 | 濃口醤油 |
東海・近畿 | 昆布をメインとした薄口だし |
中国・四国・九州 | 煮干しをメインにした、やや甘めのだし |
ダシで比較しても面白いですが、おでんに付ける調味料も地域によって違うそうです。
一般的におでんには辛子を使うことが多いですが、私の住む愛知県では味噌だれを使うことも多いです。コンビニでもおでんを買うと味噌だれがもらえます。
名古屋で味噌ダレと言えば、やっぱりコレ☆
八丁味噌に慣れていない地域の人には賛否両論みたいですが、個人的には好きです。
姫路ではおでんにしょうが醤油を使うそうです。おでんを生姜醤油で食べたことはないですが、さっぱりしておいしそうですね!
自分の住む地域と違う場所に旅行に出たら、コンビニおでんをチェックするとその土地の傾向がわかりやすそうです。各地のおでんチェックを、旅の楽しみにするのもいいかもしれませんね。
おでんで節電
「おでんは弱火でコトコト煮込まないといけないから、節電には向いてない」と思っていませんか?いえいえ、そんなことはありません。
材料を入れて温めた鍋を、新聞紙で包んで置いておく。
これだけで材料が加熱されていくので、節電になるんです!我が家でも母がよくやっていた方法です。初めて見たときは「そんなんで加熱できるわけない」と思いましたが、味もしっかり染み込んだおでんが完成していました。
新聞紙でも効果はあるけど、専用の保温調理器具を使う方が見栄えも効率もいいかも。
鮮やかなカラーの保温調理鍋は、そのまま食卓に置いてもOK。
こちらは手持ちの鍋に使える保温カバー。毎回新聞紙を巻くより、圧倒的に楽チンです☆
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★★★☆☆