お茶請けの定番 せんべい
★★★☆☆
日本の焼き菓子の一種の煎餅。歯ごたえが良く、食べごたえのある菓子で、自宅用のお茶請けとして定番となっています。煎餅に使用される原料には小麦粉と米粉の2種類が主流です。甘みのある小麦粉製の煎餅と、塩味の米粉の煎餅。同じ煎餅でも大きく異なる風味があるのが面白いですね。
子供から大人まで人気のある飴
★★★☆☆
小さくて、一口で収まるサイズの飴は老若男女問わず一度は食べたことがあるお菓子。シンプルな丸い形のものはもちろん、細工の施された飴細工まで、種類は豊富です。砂糖やその他の糖類を加熱して溶解したシンプルな製法ながら、誰もがほっとするお菓子です。
江戸で生まれた最中
★★★☆☆
パリッとした薄い皮に、甘いあんこがマッチするモナカ。誕生は意外と新しく、江戸時代に生まれました。現在では全国各地で作られており、土産や贈答品としても定番の和菓子となっています。シンプルな小豆だけでなく、栗や、求肥などの餅が入ったモナカもあります。
中国から伝わった ういろう
★★★☆☆
米粉などに砂糖を練り合わせて作られたういろう。小田原、名古屋、京都、山口などの地域で名物になっていますが、原材料や製法は地域によって異なります。おみやげやお茶請けとして食べられることが多く、現在でも愛される和菓子です。
落雁はデザイン豊富な和菓子
★★★☆☆
様々な形があり、季節感を感じることのできる落雁。ほろほろした食感は他の和菓子では味わえません。粉を押し固めた印象のある落雁ですが、その成分は落雁粉と言われるもち米粉を使用しています。日持ちが良く、季節感もあるのでお茶の席で使われることが多い和菓子です。
ポルトガル伝来のカステラ
★★★☆☆
日本に根付く文化は中国から伝来したものが多くありますが、カステラはポルトガルから伝わりました。基本的には小麦粉と卵、砂糖で作られています。ハチミツや水飴を入れてしっとりとした生地になったのは明治時代以降と言われています。定番の卵色のカステラはもちろん、人形焼や桃カステラ、伊達巻もカステラの技術を応用して作られた菓子や料理です。
ボリューム満点の大福餅
★★★☆☆
どっしりとしてボリューム感満点の大福。もっちりとした餅生地に包まれたあんこの甘みはシンプルながら、饅頭とはまた違ったおいしさがあります。豆大福やいちご大福など味にもバリエーションがあります。近年では生クリームの入った変わり種の大福も多く見られます。
団子は手軽に食べられる携帯和菓子
★★★☆☆
花見団子やみたらし団子。串に刺さったお団子は食べやすいこともあり、観光地などでもよく見かけます。串に刺さっていなくても、「団子」と呼ばれる和菓子も多くあります。団子は地域によって串に刺す数や、味付けも随分異なります。
季節を感じる上生菓子
★★★★★
和菓子は五感の芸術と言われるほど、繊細に作られるお菓子。季節感を感じさせる細かなデザインの上生菓子は食べるのも惜しくなるほど。現在でも茶席や贈答品としても使われます。それぞれの季節を感じさせる上生菓子で、季節を感じたいものです。
手土産にぴったりの羊羹
★★★☆☆
元々羊羹は中国では羊の肉を煮たスープだったそうです。日本に伝来して、甘い菓子として人気になったのは江戸時代のこと。江戸時代は羊羹全盛期と言われるほど、多くの名店が生まれました。土産品やお茶請けとしてだけでなく、水羊羹や玉羊羹などの手軽に食べられるものも多く存在している。